Windows10 IoT Enterprise LTSCモデルのご案内

Windows10 IoT Enterprise LTSB/LTSCモデルは特定用途向けのOSとなります。

特定用途とは多種多様な業務アプリを稼働させる用途を指し、医療機器・検査システム・在庫管理システム・受発注システムなどの業務アプリを稼働させる環境での仕様に特化したOSです。

事務用パソコンなど一般的な用途でのご利用の場合は「Windows10 Pro」または「Windows10 Enterprise」のSACモデルを使用することで機能アップデートを行い、常に 最新のOSバージョンでの運用を想定しています。

一方、在庫管理システムや医療システムといった特定の業務アプリをご利用の場合は「Windows10 iot Enterprise」の機能アップデートを行わないモデルを使用することで同じOSバージョンで安定したシステム運用を想定しています。

Windows10 IoT LTSCモデル製品情報はコチラ

Windows10 IoT Enterprise LTSB/LTSCモデルのおすすめ製品

【2019 LTSC】 標準スタンダードモデル H110M6-SF2 /2019 LTSC

H110M6-SF2 /2019 LTSC

【2016 LTSB】 標準スタンダードモデル H110M6-SF2 /2016 LTSB

H110M6-SF2 /2016 LTSB

機能アップデートを行わないWindows10 IoTモデルについて

機能アップデートを行わないメリットとしては、機能アップデートでOSのバージョンが更新することによる様々なトラブルを回避できるという点です。

機能アップデートのトラブルとは、OSアップデートに伴う業務アプリの動作検証の発生や、OSのアップデートに伴うシステムエラーの発生、アップデートによる業務アプリの修正プログラム開発費用の発生などです。

機能アップデートを行わないWindows10 IoT Enterprise LTSB/LTSCモデルではこれらの機能アップデートに伴うトラブルを回避する運用が可能です。

また、Windows10 IoT Enterprise LTSB/LTSCモデルでは機能アップデートは行いませんが、品質アップデートは行われるため、セキュリティ面でも安心して運用することが可能です。

以下のリンクからWindows10 IoT Enterprise LTSB/LTSCモデルのアップデートや必要なライセンスなどの詳細記事をご覧いただけます。

特定用途向けOSライセンスとは

Windowsのライセンスには「一般用途向けOS」と「特定用途向けOS」のライセンスが存在します。

代表的な一般用途向けのWindows10モデルとしては次のようなOSがあり、以下のようなライセンスを選ぶことができます。

特定用途向けのWindows10モデルとして以下のモデルがあります。

特定用途向けOSであるWindows10 iot Enterprise　LTSCモデルをご利用の場合は、家庭用や一般事務などの一般用途向けＯＳとしてのご利用は出来ないのでご注意ください。

業務用アプリをご利用の環境や、機能アップデートを行わない環境でのご利用を想定の場合、Windows10 iot Enterprise　LTSCモデルをご選択ください。

Windows10 IoT Enterprise LTSB/LTSC 製品ラインナップ

【2021 LTSC】 標準スタンダードモデル

H110M6-SF2 /2021 LTSC H110M6-MT5 /2021 LTSC

【2019 LTSC】 標準スタンダードモデル

H110M6-SF2 /2019 LTSC H110M6-MT5 /2019 LTSC

【2016 LTSC】 標準スタンダードモデル

H110M6-SF2 /2016 LTSB H110M6-MT5 /2016 LTSB